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がん克服法、ゲルソン療法とコーヒーエネマ

ガンの治療法である、「ゲルソン療法」をご存知ですか?

 

ゲルソン療法とはドイツからアメリカに移住したマックス・ゲルソン医学博士が1930年代に提唱した食事療法で、結核治療をはじめ、ガンの治療や再発防止、高血圧、肝炎、血栓症、腎臓病、痛風の治療に効果がみられ、薬を使用しない治療法として注目されました。 ゲルソン療法では、解毒を担う肝臓に負担がかかる食品を排除し、食物の持つ様々な栄養素をバランスよく摂取することが原則です。あわせてコーヒーエネマ (コーヒー浣腸) を行い、血液中の毒素を肝臓が解毒し効率良く胆汁の中に排泄させます。 

 

目次

 

 

 

ゲルソン療法の方法 

 

ガン克服法としてのゲルソン療法は、以下の構成となっています。

 

1) 厳格な無塩食、必要によってカリウム補給
2) 大量の無農薬の野菜ジュースの定期飲料 (1日13回)、生の野菜・果物の摂取
3) 炭水化物は未精白の穀類やイモ類から摂取
4) 厳密な脂肪 (油分)と動物性たんぱく質の制限
5) 亜麻仁油、甲状腺サプリメント、子牛の生レバージュースなどの摂取
6) コーヒーエネマ (浣腸) 1日5回

 

ゲルソン療法については多くの本が出ていますが、マックス・ゲルソン医師の娘、

シャーロット・ゲルソンがまとめた本がわかりやすいと思います。

癌や病気を治すのは、医師でもなく薬でも抗がん剤でもなく、自己免疫力であることが強調されています。

 

ゲルソン療法―がんと慢性病のための食事療法

 

 

日本語で書かれた本についてはこちらの本が読みやすく、おすすめです。 

『ガンが食事で治るとという事実』

 

 

日本ではこの本の著者であり医師である星野仁彦氏が星野式ゲルソン療法を紹介しています。星野式では食事療法が中心で、エネマは省略しています。

 

 

アメリカでは、マックス・ゲルソンの意思を継いだ、娘のシャーロット・ゲルソンが設立したサン・ディエゴの ゲルソン・インスティチュート (The Gerson Institute)が、医師や医療関係者へのゲルソン・療法の教育を提供しており、メキシコのティファナにある ゲルソン・クリニックが患者の治療にあたっています。

 

gerson.org

 

 

 

コーヒーエネマとは

 

コーヒーエネマはゲルソン療法の柱の一つなのですが、これが別途、独立した健康法としてセレブを始め多くの人々に支持されています。

 

専用のコーヒー液で腸内を浣腸し、体に溜まった有害物質を体外に出すことで、体調不良を回復させ、便秘解消、アトピー性皮膚炎などに様々な健康効果があることが人気の秘密のようです。

 

こちらの記事によりますと、グイネス・パルトロー、オフラ・ウィンフリー、レオナルド・デュカプリオ、ブリトニー・スピアーズ、マドンナ、イギリスのチャールズ皇太子などがコーヒーエネマの愛用者として知られているようです。

enemakits.com.au

 

次回の記事でコーヒーエネマじたいの効果やとり入れ方について解説していきます。